- 災害時には知識と工夫で乗り越える
- サバイバルスキルを身につける
- キャンプで非日常を体験する
- BBQの火起こし
- ボーイスカウトは全てを経験させてくれる
災害時にパニックにならない様にするためには
天災が多い昨今、突然襲われたら何をどうして良いか分からずパニックに陥りますよね?
そのような事が無い様に普段から練習が必要です。
一番簡単な練習方法は「キャンプ」です。
キャンプは「非日常」を体験できるので、新たな自分を見つける事ができるし、人生においての軌道修正もできるのです。
子供の頃に学び体験した事は、大人になっても忘れませんよね?
この様にして、若い頃にアウトドアを経験する事はものすごく価値があります。
そこで、青少年の育成に力を入れた世界的に有名な団体があるのをご存知でしたか?
それが「ボーイスカウト」
ボーイスカウトとは、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展の先頭に立とうとする少年」を意味するとしています。
活動内容としては、具体的にはキャンプをしながら、料理はもちろん、ロープの使い方、手旗信号といった技術や知識を習得します。
これらは直接的に普段の生活に役立つことばかりではありませんが、いざというときに非常に役立つ生活のスキルです。
付随して工作やゲーム、歌、演劇などを行い、友情や協調の精神も育成していきます。
自然の中で「人間力」を鍛える
異常時にパニックに陥らないためには、経験が必要です。
そう、経験があれば何が来たって怖くありませんよね?
不安だって消し去ってくれます。
そして、経験があればとっさの判断が出来て応用が効くのです。
なぜなら、どんな状況下においても生き延びなければいけないからです。
大阪 第145団
私は、小学生の頃にボーイスカウト145団に所属していました。
この頃の経験がアウトドア好きにさせてくれ、結婚間際までキャンプをしていました。
入団時は小学三年生だった様に記憶しています。
毎年、少年自然の家に泊まりに行き、オリエンテーリングで一番に帰ってきていたのですが、ある日、道を間違えて帰らなければいけない時間を過ぎても帰れず、チームの士気が落ちてはいけないと大声で歌を歌いながら下山した事があり、その光景がリーダーの目に止まって特別賞をいただいた事が未だに記憶に残っています。
キャンプでは、昔ながらのテントの立て方を先輩に教わり、側溝を掘る仕事を与えられたり、ポリタンクに水を確保する仕事を与えられたりと肉体労働を与えられましたが、就寝時間になって班長がそっと飴玉をくれたのが嬉しかった事を思い出します。
これが本当の「アメとムチ」?(笑)
「ボーイスカウト」は、この様にして「生き抜く術」を教えて頂ける団体なのです。
今では、テント一つにしてもパイプを通すだけで簡単に立てる事が出来る時代です。
チャッカマンなどの便利な道具があるから、何も無いところから火を起こす方法などあまり知りませんよね?
ロウマッチってご存知ですか?
マッチ箱で擦るのではなく、靴の裏とかコンクリートとかザラザラしたところに擦りつけて発火させるマッチの事を言います。
マッチはマッチでもちょっと特殊なマッチ。
こういった小さなアイテムが大きな威力を発揮するのです。
スカウトのモットー「そなえよつねに」
BBQの時、炭に火を付ける事が出来ますか?
BBQをする時に、炭を入れて火を起こす事ができずに2時間くらい掛かったという経験はありませんか?
最初の注意点として炭に火をつける時、いきなり火を付けることは出来ません。
小さな火種を作り、その火種を育てていき、炭に火を付けて、風の通る場所を確保して炭を組み立てると自然と火がいこりだし(いこる=京都弁=炭が赤くなる)燃焼し続けるのです。
生活全てが便利になった事で知らない事がたくさんあります。
薪でお風呂を焚いて入る五右衛門風呂は、どんなお風呂よりも身体の芯から温まり、心底疲れを取ってくれます。
そこで飲んだビールは五臓六腑に染み渡って最高の気分にさせてくれます。
就寝時に真っ暗な夜空を見上げると、そこには満天の星空が広がっているのです。
デジタルデトックス
SNS疲れしていませんか?
今一度、現状逃避して、あえて不便な環境に身を置き、自分を見つめ直す時間を取ってみませんか?
人間は自然と調和して行きていかなければいけないのです。
最近では、気軽に楽しめるキャンピングカーが人気です。
まずは気軽に体験から始めてみましょう!