仕事

仕事における生産性と効率について

仕事を規定時間以上に早く終わらせたら、仕事を追加させる企業は今後、管理職から淘汰されて衰退していくでしょう。

なぜならそんな判断しか出来ない管理職は要らない時代に突入したからです。

ヒトはサボりたがる

「小さな船は小回りがきくが、大きな船は小回りがきかない」と言う理論から、企業も同じ事が言えます。

なぜなら、大企業になるに従って、ヒトの目を盗み、サボる事が出来るからです。

それで給料を貰える様な時代が終わりを告げようとしています。

なので、なるべく早い段階から自分で稼ぐ力をつける事が重要となってきます。

仕事における生産性と効率について

生産性とは、「利益追求」はもちろんのこと、仕上り量を指し、「効率」とは、ムダがなく合理的に物事を進めて行く事を指します。

仕事の効率や生産性を求められる中、仕事を任された人は、その人なりに考えて、早く仕事をこなす努力をし、時間内に終わらせようとします。

時には、時間以上に早く終わらせる事もあるでしょう。

仕事を早く終わらせるには「段取り」がしっかりしていないといけません。

仕事は「道具」によっても仕上がるスピードが違います。

なので、「道具」も「段取り」のひとつと言えますね。

ですが、段取り良く仕事をこなし、早く終わらせたら、上司から「時間をもてあまして遊んでる」と見られて、さらに仕事を増やされるのが日本の企業のあり方です。

それが目に付くと言う事で、その人の仕事を増やしたり、時にはクビにすると言う判断を下す場合もあるでしょう。

クビにした後に仕事を引き継ぐと、独自で編み出したテンプレートがあり、その効率的なシステムに驚いた。と言う話もあるほどです。

この様に、「なぜこの人は仕事が早いのか」を考えずに、数字や状況だけしか見ずに判断をする管理職が多く、その様な考え方を許している企業は今後は伸びていかないでしょう。

なぜなら、粗探ししかせず、後ろ向きの考えだからです。

本来なら、どの様に営業戦略を練るかとか、効率良くまわせるにはどうしたら良いかを考えるのが仕事だからです。

在宅ワークが流行った先には、上手くサボるのが勝ちのような風潮が淘汰され、デキる人とデキナイ人の差が明らかに目に見えて分かる様になってくるでしょう。

なので、デキる人しか残らなくなってくると思うのです。

デキる人達だけで仕事をすると、とんでもないスピードで物事が動いて行くので、仕事が面白く感じて行きます。

面白いから、また新たなアイデアが浮かび、相乗効果もあり、さらに加速していきます。

まさに「オンラインサロン」がそうですよね。

しかも、オンラインサロンに至っては、自ら会費を払って仕事をすると言う、今までにはない様な事が起こり、それでいて評価やスキルまで身についてしまうと言うアベコベな世界が現実にあるのですもの。

そして、そのスピードには新人さんはついてこれません。

なのでベテランしか残らなくなるのです。

それが本当の「プロ」と言うものです。

そして、それがひとつのチームとして動いていくのです。

アナログ時代とデジタル時代はこの様にして変わって行く事でしょう。

仕事が出来る人と組んだ事がある人なら分かりますよね?

管理職は生産性を求めたがる

不況になると特に、管理職は生産性を求めたがります。

その多くは、現場を見ずに数字だけて判断して理想を求め営業指示や業務指示を出しますが、そもそも現場を見ない時点で間違いであり、机上の空論で判断されるので、部下とのすれ違いが生じて、ストレスが発生し、離職率が高まっていくのです。

そしてもっとダメな上司は、あまりにも早く仕事をこなすヒトに対し、作業時間を引き延ばす様な後ろ向きの指示を出したりします。

いわゆる「遅い人に合わせなさい」や「皆と同じ時間で終わりなさい」と言う様な指示を出してしまうのです。

効率や生産性を求めておきながらです。

なぜそうなるかと言うと、その上の上司から突っ込まれるのが嫌であり、闘う事を考えず、平凡でいたいからなんです。

もしくは、闘い方を知らないのかもしれません。

なので、少しでも変化があると敏感になるのです。

その様な状況が続くと結果的には「ゆっくりやったもの勝ち」や「サボったもの勝ち」と言う風な雰囲気になり、「やればやるだけ損」と言う状況が作り出されてしまうのです。

これが日本をダメにした根本たる原因であると私は考えます。

自営業はヒトの三倍動いて一人前と言う教え

私が若かりし頃、親父の鉄工所を継ぐ事を前提として、丁稚奉公をしていた先の会長さんに始めて教わった事は、「ヒトの三倍動いて始めて一人前の生活が出来る」と言う事を教わりました。

自営業なら肝に銘じておかなければいけない事柄です。

アルバイトや会社員では、あまり考えられない事でしょう。

しかしながら、デキる人は陰で三倍動いているのです。

アヒルは湖で優雅に泳いでいる様に見えるけど、水面下では足をバタつかせているのと同じなんです。

この言葉は未だに私の胸に深く刻み込まれています。

機械よりも早く動く事を目標に

製造業で培った生産性を生み出す方法とは。

鉄工所という職業柄、機械相手に仕事をしてきました。

機械(ロボット)は一定の時間で動きます。

その間、その機械(ロボット)の動作をずっと見ているのか、機械(ロボット)が動いている間に、別の作業をするのかで生産性が変わって来ます。

ほとんどの人はそこで、機械が動いてる間に別の作業をするの?と思った事でしょう。

これが、経営者(お金を生み出す人)と雇われ(給料をもらう人)の違いなんです。

何度も言いますが、機械の動きは一定の時間で動いてるのです。

その機械が動いてる間にどれだけ次の作業が出来るかで生産性と言う勝負が決まるのです。

たとえヤスリがけひとつするか、しないかで全然変わってきます。

機械が動いている時間、ボーッと機械の動きを見ているのか、はたまた手を動かしながらその時間を過ごすのかでは、製品の仕上がり時間が変わってきますよね?

手前で1ミリずれていれば100メートル先でどれだけズレているか考えてみてください。
最初が間違えば、全部間違えるのと同じ理論です。

この様にして、一分一秒でも早く仕上げて製品を収める(売る)事ができたら、お金に変わる瞬間もその分早くなりますよね?

これが「お金を生み出す人の考え方と行動」= 「経営者思考」なのです。

生産性を極めるには、時間とタイミングの見極めが非常に重要となってきます。

全ては「ジャストなタイミング」で決まります。

サッカーのシュートも、野球のホームランも、ラグビーのトライも、全て「ジャストなタイミング」で決めていますよね?

これこそが「効率」と「生産性」の究極のコラボなのです。

ですから、スピードを遅らせると言う判断は愚の骨頂に過ぎません。

仕事が早ければ、余裕が生まれ、余裕が生まれるから視野が広がるのです。

これこそが仕事に向き合う本来の姿と思うのです。