目次
はじめに
「絵本を作って売りたいけれど、本当に収益になるのかな…？」
そんな不安を感じたことはありませんか？
たしかに、絵本を販売するだけでは大きな収益を得るのは難しいと感じる方も多いでしょう。
でも実は、絵本を軸に広げていける収益のカタチは想像以上に豊富なんです！
今回は、絵本販売を超えた“収益化の選択肢”について、具体的な例とともにご紹介していきます。
絵本の販売収益：最初の一歩
まず基本となるのは、絵本の販売収益です。
- Kindle出版（電子書籍）
- 自社サイトでのPDF販売
- BASEなどでの印刷版販売
など、絵本のフォーマットを問わず「商品」として届けることで、対価を得ることができます。
ただ、絵本一冊あたりの価格は1,000円前後が多く、販売数が多くないと大きな収益にはなりにくいという現実も。
だからこそ、絵本という資産を「入口」にして広げる戦略が鍵となります。
広がる収益化①：読み聞かせ動画・音声配信
絵本は「読む」だけじゃなく、「聴く」「観る」時代へ。
- YouTubeでの読み聞かせ動画
- Voicyやstand.fmでの音声配信
- スライド形式でのナレーション付き教材化
これらは、絵本の内容を再利用＝リパーパスする形で広げられるコンテンツです。
登録者数や再生回数が増えれば広告収入やスポンサー案件も見込めますし、「声で届ける」ことでファンとの距離が一気に縮まるのもポイントです。
広がる収益化②：子育て・教育系の発信メディア化
絵本づくりには、「子ども」「教育」「親の悩み」「育児」など、多くの共通テーマが含まれています。
その経験や思考を活かして：
- ブログやSNSで子育て・教育に関する情報発信
- 絵本制作の裏話や親としての気づきをシェア
- メルマガやLINEでコミュニティ化
このように、発信×絵本の組み合わせでファンを育てることができます。
ファンが増えれば、オンライン講座や商品販売への展開も可能です。
広がる収益化③：絵本制作サポート・講座提供
自身が絵本を作った経験を活かして、「作りたい人」をサポートする側に回るのも立派な収益化です。
- 絵本制作ワークショップ（対面／オンライン）
- AIツールやCanvaを使った作成講座
- Kindle出版のサポートコンサル
など、絵本を“売る側”から“教える側”になることで、1件あたりの単価が一気に上がるビジネスになります。
特に近年では「AI絵本制作」や「主婦・副業向け講座」の需要も高まっており、チャンスは広がっています。
広がる収益化④：キャラクター・グッズ展開
オリジナル絵本の魅力は、キャラクターにもあります。
- LINEスタンプ化
- アクリルキーホルダー・シール・マグカップなどのグッズ販売
- キャラクターのブランド化・IP展開
子どもに人気が出たキャラクターを「絵本だけにとどめない」ことで、世界観が広がり、ファンビジネスとしての広がりが出ます。
BASEやSUZURI、BOOTHなどのECサービスを使えば、在庫リスクなしでグッズ展開も可能です。
広がる収益化⑤：教育機関や保育施設との提携
地域の幼稚園や保育園、児童館、小学校などに絵本を寄贈し、その後の講話や講座に繋げるケースもあります。
- 読み聞かせイベント
- ワークショップ講師
- オリジナル教材提供
こういった活動は収益だけでなく、実績・信頼にもつながる投資型の動きです。
自治体や団体と連携することで、企業案件や助成金の道も開けます。
絵本を“収益の入り口”にするという考え方
ここまでご紹介した通り、絵本の販売はあくまで「はじまり」にすぎません。
絵本というコンテンツを起点に、横に広げる／縦に深めることで、多くの収益化ルートが生まれます。
重要なのは、「自分の得意な表現」「届けたい人」を明確にして、
収益の仕組みを柔軟に設計していくことです。
おわりに：あなたにもきっとできる
絵本の収益化は、クリエイティブと実用性のバランスが鍵。
でも、難しく考えなくて大丈夫。
あなたの“好き”や“届けたい想い”があれば、必ずどこかで誰かが待っています。
「絵本を通じて何かを伝えたい」その気持ちがあるなら、収益化の道は広がっています。
追伸
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