2020年11月にビットコインが再び急上昇しているには確実な理由がありました。
2020年ビットコインが上がっている理由
2017年から2018年にかけて仮想通貨バブルが起こりましたが、このバブルは投機的な熱狂だけで、裏付けされる根拠がありませんでした。
そして今(2020年11月現在)再び仮想通貨(暗号通貨)の中でもビットコインだけが上昇して日に日に話題になっています。
それには大きな理由があったのです。
- ドルが入手しにくい国によるビットコイン利用
- 経済制裁国のドル不足によるビットコイン利用
- 上場企業による大量保有
この3つの理由の引き金になったのは「コロナ」です。
世界的なパンデミックを引き起こしたコロナウィルスによって全世界が自国を守るために鎖国状態に陥ってしまいました。
貿易ができなくなると財政は悪化していきます。
財政が悪化すれば金利が上昇しインフレを招くことになります。
インフレとは、お金の価値が下がり物の価値が上がることを意味しますので、自国通貨の価値が下がると、貿易が難しくなります。
貿易業界では、世界の基軸通貨であるドルを使うのですが、そのドルすら手に入らなくなってしまったのです。
特に経済制裁を受けている国では、クレジットカードやデビッドカードすら持つ事ができません。
この様にして、世界経済にアクセスする手段がなくなってきたのです。
そこで送金手数料があまりかからず、スピーディーに取引が行われるビットコインに注目が集まったのです。
流行るのはまず田舎から
アフリカナイジェリアの例
使えるか使えないかという物事をテストするにはまず田舎から始まります。
いわゆる市場調査というやつですね。
昔、パチンコもそうでした。
今は電動ハンドルになって自動で玉が弾かれる様になっていますが、その昔は、毎回、玉を込めてハンドルを指で弾いていたのです。
その電動ハンドルが使い物になるか、ならないかの判断をするために、田舎のパチンコ屋でテストされ、使えると判断されると全国に普及していきました。
この様にして、田舎に注目していると時代の流れを読み解く事ができます。
今回のビットコイン上昇も、世界の田舎を見ればよくわかります。
例えば、アフリカでは、そもそもドル入手が難しい国です。
ナイジェリアの通貨ナイラは3月に原油価格の下落とコロナウィルスの理由から大きく通貨を切り下げました。
輸入業社は米ドルを買うために以前より多くのナイラを支払わなければいけなくなったのです。
そして彼らは米ドルに代わる通貨を探し、それがビットコイン(BTC)だったのです。
ナイジェリアの大都市で携帯電話を販売している業者さんの仕入れ先は中国で、中国人のバイヤーからビットコインによる支払いを求められて、自国通貨の切り下げの影響から難を逃れる事ができたそうです。
キューバの例
経済制裁を受けているキューバでは、金融機関が事業撤退しているため送金する事が難しく、自転車で10キロ以上もの距離を走って現金を手渡しに行くというのです。
そして、ここでも世界経済にアクセスするにはビットコインが便利だと言う事に気付き利用されています。
上場企業の大量保有
先日、Twitter社のジャック・ドーシー率いるSquare社が自社ポートフォリオの1%に約4,709BTCを組み入れたことが大きな話題となりました。
続いて、米決済大手PayPalが暗号資産(仮想通貨)の売買に対応すると発表され再び大きな話題となりました。
この様にして、世界の基軸通貨である米ドルが、今やビットコイン(BTC)に替わろうとしているのです。
学びは YouTubeから
ホリエモンはビットコインをどう使ってる?【仮想通貨・ビットコイン入門】
私はこのYouTubeからビットコインを知って便利さを学び、可能性を感じて即投資しました。
この送金スピード感は、ビジネスに役立ち、利用者が増えると基軸通貨となるでしょうね。
以上が今回のビットコインが上昇している理由であり、これからビットコインが基軸通貨となる前兆だと思います。
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