慌ただしい朝でも、たった3分の親子時間が子どもの心に安心感をもたらし、一日を穏やかに始められることをご存じですか？
忙しい毎日でも、ほんの少し子どもに寄り添うことで子どもの心に「安全基地」をつくり、親子の絆も深まります。
目次
なぜ「朝の3分」が子どもの心を守るのか？
朝は子どもにとって「今日という新しい冒険」の始まりです。
その最初の数分で感じる安心や期待が保育園での過ごし方や友達との関わり方に大きく影響します。
だからこそ、親が子どもに寄り添う「朝の3分」は子どもの一日を支える大切な「心のお守り」になるのです。
朝の3分でできる簡単な親子の魔法
1. おはようのぎゅっと1分
子どもをぎゅっと抱きしめて「今日も会えて嬉しいな」と伝えましょう。
体温を感じながら、深呼吸を一緒に3回するだけで子どもの心はぐっと安心します。
2. 今日の楽しみ2分間
朝ごはんの時間に「今日は何して遊ぼう？」と話しながら帰宅後の楽しみも約束して、期待感を育てましょう。
3. 窓辺で空を見る3分
空や雲、鳥の声に一緒に注目して自然の美しさや季節の変化を感じる時間にしてください。
時間がない朝でも大丈夫！30秒ルール
忙しい朝はたった30秒でも効果的です。
- 目を見て「おはよう」と伝える（10秒）
- 頭をなでる、背中をさする（10秒）
- 「今日もがんばろうね」と声をかける（10秒）
この短い時間でも、子どもはしっかり愛情を感じ取ります。
続けるための3つのコツ
- 完璧を目指さない
毎日同じことをしなくていい。気分や状況に合わせて柔軟に。 - 親の心の余裕を大切に
イライラしていると子どもも敏感に感じます。まずは自分を整えましょう。 - 子どものペースに寄り添う
眠い日は静かに寄り添い、元気な日は一緒に体を動かすなど調整を。
徳育の教えに学ぶ「小さな行いの力」
孔子は「徳は近くて遠きにあり」と説きました。
日々の小さな行動が、子どもの心に深く根づきやがて立派な人格の土台になるという意味です。
「毎朝3分」は、まさに徳育の種まきとも言えます。
実例：3歳の孫がジージの膝に座りたい朝の時間
3歳の孫が「ジージのお膝に座りたい」と言った朝。
出かける準備で忙しい時間でしたがジージは2分だけ膝に抱き寄せて寄り添いました。
すると孫は、保育園での小さな不安や寂しさをぽつりぽつりと話し、心がふっと軽くなった様子でした。
この短い時間が、孫の安心感を育みジージと孫の絆をより深める大切な一瞬となりました。
まとめ
毎朝3分の親子（孫）時間は、子どもの心を守り安心と期待で満たし、一日のスタートを明るくします。
忙しい朝こそ、親子の絆を深める大切な魔法の時間です。
明日の朝は、いつもより3分だけ早く起きて大切な子どもや孫に寄り添う時間を作ってみませんか？
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