最近、誰かを褒めましたか?
あるいは、自分が誰かに褒められたのはいつでしょう。
褒められると、心がふわっと軽くなったり、前向きな気持ちになったり。
それは私たち大人だけではなく、子どもにとっても同じです。
むしろ、子どもにとって「褒められる体験」は、自分を信じる力そのもの。
どんなに小さなひと言でも、それが未来を変えることだってあるんです。
目次
「褒める」ことが、子どもの自己肯定感を育てる
日本の名将・山本五十六は、こんな名言を残しました。
「言って聞かせて、やってみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。」
これは、まさに子育てにも通じる言葉。
とくに幼児期は、「褒められること」が生きるエネルギーになる時期です。
でも、ここで大切なのは「完璧にできたときだけ褒める」ことではありません。
むしろ──
うまくいかなくても、「やってみたこと」「工夫したこと」に目を向ける。
この視点が、子どもの心をぐんぐん育てるんです。
褒め方に迷ったら、まずは「いいね!」から
「褒めるって、どう言えばいいのか難しい…」
そんな時は、シンプルにこう伝えてみてください。
「いいね!」
たったこれだけで、子どもは「自分は認められている」と感じます。
難しいことは言えなくても、その一言には“無条件の承認”が込められています。
「いいね!」が育てる安心と信頼
たとえば、お子さんがブロックで電車を作って見せてきたとき。
「すごいね」「上手だね」もいいですが、まずは「いいね!」と笑顔で返してあげてください。
それだけで、子どもは“自分のやったこと”をまるごと肯定されたように感じます。
それは、安心できる土台をつくる第一歩です。
結果じゃなく、「過程」を褒めよう
子育てで忘れがちなのが、“成果”より“プロセス”を認めること。
「できたね!」よりも、「よく考えたね」「工夫したところがすごいね」のように、過程に目を向けた褒め言葉が、子どもにとっての成功体験になります。
この成功体験こそが、自信や意欲を育てる栄養なんです。
「ダメ!」より、「どうしようか?」
子どもがブロックを壊そうとしたとき、つい「ダメ!」と言いたくなる場面、ありませんか?
でも、そのひと言が、子どもの思考や好奇心を止めてしまうことも。
たとえば──
「せっかく作ったのに、壊すのもったいないね。
もし違うものを作るなら、どこから崩したらいいと思う?」
そんなふうに、一緒に考える言葉に変えてみてください。
それが、「考える力」と「信頼関係」の土台になります。
褒めることは、社会の希望になる
褒め言葉は、心を育てます。
そして育った心は、周りの人をもあたたかく照らしていくのです。
「あなたのこと、ちゃんと見てるよ」
そんな気持ちを伝えるだけで、子どもはもっと挑戦したくなるし、自分の価値に気づいていきます。
今日からできる、褒める習慣
今日、あなたの身近にいる人──
子どもでも、パートナーでも、友人でもかまいません。
その人のちょっとした行動を見つけて、「いいね!」と伝えてみてください。
そしてできればもう一言、その人の嬉しくなるような言葉を添えてみましょう。
そのひと言が、誰かの心をふわっと軽くし、未来への一歩になるかもしれません。
🌱あなたの言葉で、子どもの未来はもっと育つ。
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