家づくりに関しては、ほとんどの人が初めての経験で、何から始めればいいか分からないものです。
ここでは「家が欲しいと思った時から始める情報収集の仕方」を解説します。
「無」の状態から始める場合、まずは「基準」となるモノを決める必要があります。
例えば、一番わかりやすいのが「予算」ですよね。
「予算」の中でおさまる家を建てるとか、輸入住宅を建てたいだとか、まずはザックリで良いので「基準」となるモノを定めるために情報収集をしましょう。
ちなみに我が家では「輸入住宅」と言う大きなテーマを中心に、その目標に向かって情報収集を始めていきました。
まずは現場に飛び込む!
家づくりの始めの一歩として「何から始めれば良いか分からない」と言う人が68%もいます。
そんな私もその中の一人でした。
私の場合、何の知識も情報も無いまま「一条工務店がイケてる」と言う情報だけで、いきなり住宅展示場へ行ったのです。
そこでいきなり「ガツン!」と感動という衝撃にやられてしまい、エコハウスというものの魅力に取りつかれてしまったのです。
一条工務店のキャッチコピーで「家は性能」というのがあります。
営業マンの説明を受けると、このキャッチコピーがいかに素晴らしい事かよく分かります。
太陽光発電、蓄電池、断熱など、どれもこれも話を聞けば聞くほど興奮してくるものばかりです。
特に男性は設備や性能という分野に関して興味関心を示す事でしょう。
この様なことをふまえると、オトコ心をくすぐる様な営業戦略は見事だと感心しました。
ここで受けた衝撃から、現在の住宅業界を知る事ができ、これからの時代の流れを知っていきました。
この様にして、情報だけを知っているより体験をする事でもっとより深く理解ができる様になります。
「知らない」より「知っている」方が有利なので、是非とも「知る」事から始めて頂きたいのです。
「何から始めたらいいのか分からない」のであれば、まずは行動を起こしてみる事から始めてみましょう。
持続可能な世界へ向けての業界の流れ
全世界がSDGsという方針に則って動いて行っています。
もちろん企業もそうで、その目標に近づけようと必死のパッチです。
その中の一部で「エネルギー問題」があり、電気を自給自足して限りなく電気代を削ろうという思いから太陽光パネルという設備につながり、それによって作られた電気を蓄電する事で、夜間に使う電気や緊急事態の時に電気が使え、余った電気は売りましょうという発想です。
その延長線上に、電気自動車があり、電気自動車の充電も、この太陽光で作られた電気を利用すると言う未来図があります。
ですから、法律で決めて義務化とか言う話が出てくるのですが、義務化まではやりすぎだと私は思っています。
この様にして、時代の変化と共に業界の在り方も変わっていき、住まいも変わっていきます。
この様な目標に向けて水準を合わせていこうとすると、 今までの基準では到底対応ができません。
特に断熱に関しては、日本の住宅基準は、世界と比較すると最低ランクに位置付けられています。
その証拠に、家にいて「冬場は寒い」「冷える」と感じた事がありませんか?
日本人にとって寒い家は当たり前となっているのですが、世界では冬の室温が18度未満は法律違反となっていて、WHOでも、室温は18度以上に保ちなさいと勧告しているくらいなのです。
その理由は、18度を下回ると、脳卒中や心筋梗塞、肺炎を引き起こす可能性があるからです。
この様な背景から、国も焦りを感じて新築を建ててくれた人には補助金を出すと言っているのです。
補助金が出るのは、いつまで出るのか分からないので「出す」と言っている今のうちに検討される方がお得でしょう。
ここでは「業界の背景」と言う情報収集ができましたね。
どの様な家に住みたいかイメージを固める
注文住宅の作り方はまず「想像」(イメージ)する事から入ります。
家が欲しいと思った時から始める情報収集としては、まず「どの様な家に住みたいか」と言うイメージを固めていきましょう。
そして、その「想像」(イメージ)したものを大工さんに形として作って(創造して)もらうのです。
ですから、お気に入りの注文住宅を建てたいのであれば、イメージを固める事が重要となります。
イメージと言われても、何が良いか わからないですよね?
まずは「かわいいお家」という漠然とでかまいません。
自分に合う「かわいいお家」を画像で探して保存しておきましょう。
ちなみに我が家では、「輸入住宅」が大きなテーマでした。
ですから、輸入住宅の住宅展示場に足を運んだり、実際に建っている街を見に行ったりしていたのですが、「注文住宅で輸入住宅風にすれば良いのでは?」と言うアイデアが浮かび、注文住宅という流れに至ったのです。
我が家のイメージの元となったセルコホームさんのクイーンアン
イメージをSNSでザッピングしてコレクションしていく
ここでは、あなたが思う「住みたいお家」のイメージを固めるために、ザッピングをしてコレクションしていく方法を解説します。
イメージは「画像」ですので、画像に強いSNSを利用します。
画像に強いSNSといえば「Instagram(インスタグラム)」が有名ですが、ここでは「Pinterest(ピンタレスト)」を使います。
Pinterest(ピンタレスト)とは、インターネット上にある画像や動画を集めてコレクションにしシェアもできるWebサービスです。
Instagram(インスタグラム)との違いとして、インスタグラムでは、自分で撮影し加工した投稿を共有するという目的が一般的ですが、ピンタレストはインターネット上で見つかる写真を集めてコレクションし、それを共有するのが目的です。
ある程度設定が完了すると、AIが自動的に「あなたにおすすめ」の画像をメールにて案内してくれる様になります。
意外とこれが便利なんですよね。
まずはピンタレストのホームページにアクセスをしましょう。
トップページが開いたら、右上の「無料登録」をクリックして登録を進めます。
続いて関心のあるテーマを5つ選択してください。
選んだ興味関心を元に、自分のホームフィードが作られます。
検索窓にキーワードを入れて、気に入った画像をピン止めする様にクリップしていってコレクションを集めていきましょう。
検索された画像から記事に飛ぶ事ができるので、画像検索から詳しい情報を収集する事ができます。
などなど
あこがれる画像をどんどんコレクションしていき、その中から、さらにお気に入りを厳選して絞り込んでいきます。
以上が「家が欲しいと思った時から始める情報収集の仕方」でした。