- 子育て中で「片付け」に悩んでいる親御さん・祖父母の方
- 保育や教育の現場で子どもの習慣づけに工夫を探している先生方
- 副業や在宅ワークに興味があり、AIを活用した創作にチャレンジしたい方
目次
「もう!何回言ったらわかるの!?」
子育て中のパパママ、おじいちゃんおばあちゃん、そして子どもたちに関わる皆さん。
毎日お疲れ様です。
2歳、3歳のお子さんとの暮らしは、笑顔と発見に満ちているけれど、時にお片付けやイヤイヤ期に頭を悩ませることもありますよね。
「早く片付けなさい!」「どうして言うこと聞けないの!」…
そんな言葉が、つい口から出てしまう瞬間、ありませんか?
実は私も、少し前までそんな日常を目の当たりにしていました。
そして、自分自身の人生においても、大きな転機を迎えていたのです。
深夜の激痛が教えてくれたこと
2024年の春、私は人生でも経験したことのないような坐骨神経痛に襲われました。
深夜2時、激痛に耐えながらも頭をよぎったのは「仕事を休んだら給料がない」という現実的な不安。
大手宅配業で働く私にとって、それは切実な問題でした。
体力勝負の仕事。
迫りくる「定年」というタイムリミット。
このままの状態で将来、嘱託社員として働き続けるのは難しいかもしれない…。
定年後の収入源を、今から準備しなければ。
そう強く感じた時、ふと「もう一度、自分で道を切り開こう」という思いが湧き上がってきました。
個人事業主として、何か新しいことを始めよう、と。
AIとの出会い、そして絵本制作への挑戦
そんな時、世間を賑わせていたのが「生成AI」の波でした。
ChatGPTのような文章生成AIから、プロンプト一つで絵まで描けてしまう画像生成AIまで。
その進化のスピードは驚くほど速く、まるで魔法のように、仕事も私生活も一変させる可能性を秘めていました。
新しいもの好きな私にとって、そのテクノロジーは心を掴んで離さない存在だったのです。
YouTubeで「AIで文章を作り、それに合わせた挿絵を生成して絵本を作る」という動画を見つけた時、「これだ!」と直感しました。
個人事業主としてやっていくなら、自分の「商品」が必要だ。
まずは失敗してもいいように、完全無料でチャレンジしてみよう!と思ったのです。
2歳・3歳児の心に響くストーリーを求めて
ターゲットは、最も身近な存在である2歳から3歳の子どもたち。
ChatGPTと対話しながら構成を練る中で、単なるお話ではなく、子どもたちの心に響くストーリーが必要だと感じました。
そこで「起承転結」を取り入れ、物語に深みを持たせることに。
(将来的には、もう少し年齢が上の子向けに、映画やドラマのように大人も楽しめる「勧善懲悪」の要素も入れてみたいと考えています。)
絵本のテーマは、日常の「怒り」から
絵本のテーマを探していた時、いつも見ていた光景がヒントになりました。
3歳の孫に対して、娘が「かたづけなさい!」「一回で言う事を聞きなさい!」と、つい強い口調になってしまう場面。
「もっと違う伝え方があるんじゃないかな…?」
「怒鳴ることで、子どもを支配しようとしていないかな…?」
心の中でそう感じていました。
そして、この「お片付け問題」をテーマに、最初の絵本を作ることに決めたのです。
「おもちゃをお家に帰してあげよう」が生んだ変化
そうして生まれたのが、AI絵本「ケンちゃんとおもちゃのかくれんぼ」です。

この絵本では、「片付けなさい!」と一方的に指示する代わりに、「おもちゃさん、お家に帰りたがってるよ。一緒にお家に帰してあげようか?」と語りかけます。
するとどうでしょう。
子どもは「おもちゃのお家」をイメージしやすくなり、「自分がヒーローになっておもちゃを助けてあげる」ような気持ちで、すんなりとお片付けを始めるようになったのです。
これは、単に子どもを動かすテクニックではありません。
子ども自身の想像力と優しい気持ちを引き出すアプローチです。
さらに、おもちゃ箱も「ポイポイ入れるだけ」ではなく、ざっくりと種類別に分けられるような、子ども自身が「お家」を意識できるような環境を整えることも、片付け習慣の助けになるかもしれません。


AI絵本は、親子のコミュニケーションを変えるきっかけ
この絵本は、お子さんだけでなく、読んでいる親御さん自身にも「気づき」を与えたいという思いで作りました。
毎日忙しい中で、つい一方的な指示になってしまいがちな声かけを、少しだけ変えてみる。
子どもの目線に立って、想像力を掻き立てるような言葉を選んでみる。
それだけで、親子のコミュニケーションがもっと温かく、もっと楽しくなるかもしれません。
AI絵本制作に興味がある方、副業を探している方へ
今回の私の経験は、AIという新しい技術が、特別なスキルや資金がなくても、アイデアと情熱次第で新しい価値を生み出せる可能性を示していると感じています。
- 「AIで何か作ってみたいけど、何から始めたらいいかわからない」
- 「子育てや本業の合間にできる副業を探している」
- 「自分の経験やアイデアを形にしてみたい」
そんな風に考えている方にとって、AI絵本制作は、無料で始められる、創造的で、誰かの役に立てる可能性のある魅力的な選択肢の一つになるかもしれません。
最後に
人生の思わぬ転機は、新しい扉を開くきっかけを与えてくれます。
私にとってそれは、坐骨神経痛であり、AIとの出会いでした。
AI絵本「ケンちゃんとおもちゃのかくれんぼ」が、あなたのお子さん、お孫さんの笑顔につながり、そして、子育てに関わる全ての方々にとって、何か新しい気づきやヒントとなれば、これほど嬉しいことはありません。
ぜひ、この絵本を手に取って、ケンちゃんと一緒に、おもちゃたちを優しい気持ちでお家に帰してあげてください。
そして、AIが可能にする新しい創造の世界にも、少しだけ触れてみませんか