自分の経験や思想を文章にして、それをコンテンツとして販売できる時代がやってきた。
そのコンテンツに対して100円から1万円までの値段を自分で値付けができるのだ。
そのシステムとは「note」と言い、誰でもクリエイターになれて、そのクリエイターとつながる事ができると言うシステム。
もっと分かりやすく言うと、「メルカリ」の「コンテンツ版」と言う感じだ。
「メルカリ」とは、インターネット上のフリーマーケットで、「モノ」を売って現金化していたものを、「note」は、自分の経験や思想を売る事ができるのである。
経験や思想をコンテンツ化して売る事はもちろんの事、写真や音楽や動画までものオリジナル作品を売る事ができるプラットホームなのだ。
すごい時代がやってきたものだ!
なんせ資金ゼロ円で稼ぐ事ができるんだもの。
せどり(転売)などの場合は、仕入れというものが発生し、そのための資金や知識が必要なのに対し、自分の経験や思想が現金化できるのだから、ちょっと頑張れば誰でも出来そうな気がするのは私だけであろうか?
買い手は不安
「モノ」に対しては、いろいろな情報から得た「モノに対する信用」というものがあって、自分の予算の中で買うか買わないかを判断するんだけど、こう言った「情報」には裏付けがないために、無名な人からものを買うには少し不安がありますよね?
例えば売主様はどんな人なのか? とか。
それを克服するためには、やはり「自分」に対する「信用」が必要になって来ます。
そこでプロフィールが重要になってくるのです。
この人はどういう経験をしてどんな人なのかって分かって頂くために、少しでも不安を取り除いてあげるのです。
プロフィールというベースがあって、日々の事柄をBlogという日記で公開することによって、 「自分」のファンを作り上げて「自分という商品価値」を上げていかなければなりません。
そのために色々な「記事」を書かなくてはならないのです。
結果的に「人」と「人」
こう言った努力の末に、この人から買ってみようと思っていただければ、それだけで儲けものです。
仮にその商品が高くても買っていただける事ができるのですから。
ブランド物には「ブランド」という「価値」があるのに対し、「自分」と言うブランドを立ち上げて育てて行くことによって「高くても買ってみよう」と思って頂けるのです。
note のサブタイトルにもあるように「つくる・つなげる・とどける」とは、結果的に「人」と「人」なんですよね。
書籍よりも高い情報
私は本が好きで、常に新しい情報を求めて本屋さんに行くのですが、満足する情報に出会う事が少ないのです。
特にネット関係の情報などは、初心者用の指南書のようなものばかりで、ほとんどの書籍の内容が似ているのです。
っていうか、その方が売れるからなんですよね。
本を売る側もあまり高くては売れないから、売れ易い価格帯でそれに見合った内容となると、内容がよく似てくるという事はしょうがない事かもしれません。
だけど、こう言った時代になると自分で値付けができるので、著者さんも本にはできなかった内容をネットで公開することによって、本よりも高い値段でコンテンツとして売る事ができるのです。
テクニックやノウハウを求めている人はたくさんいると思うので、書籍よりもコンテンツを買う人が多くなる事でしょう。
販売テクニック
「note」だけではなかなか売りづらいので、販売テクニックとして、独自のブログやツイッターやフェイスブックなどと連携して販売促進につなげる方法がベストです。
ブログ等から、「この情報販売はこちら」という風に。
やはりブログテクニックの上手い人はこの「note」から収益を上げているようです。