起業家や個人事業主の方は、いつも新規顧客や販路開拓に悩み続けています。
現在苦労している事の60%が「顧客・販路の開拓」と言う課題が挙げられているのですが、その中でも新規顧客の開拓を行っていない人は30%もいます。
その人達の多くは、日々の作業に追われて時間が取れないからとか、方法がわからないとか、どこから手をつけて良いかわからないとか、リストが足りなく管理もできないなどの様々な理由から、既存顧客に依存する事が多いのですが、「新規顧客の開拓」を行う事によって、売上が向上したと実感するのが60%もあるのも事実です。
この様にして、「顧客・販路の開拓」においては、営業力が絶対に必要となるのですが、見込み客を発見し顧客になって頂くのは非常に大変なものです。
では、どの様にして新規顧客を見つけ出してリピートに繋げて行くのでしょうか?
25歳で木箱梱包業を開業させ、一匹狼で業務をこなし、ネットとリアルを駆使した営業方法で、大企業や中企業の新規顧客獲得を次々と成功させた、たった一人でもできる新規顧客開拓営業方法を解説します。
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営業の目的と重要性
既存顧客は減って行きますし浮気もします。
なので、お客様の心をわしづかみにする必要があるのです。
営業の目的は「利益」を上げる事です。
利益を確保しないと会社は潰れてしまいます。
決して「売上」ではない事を心得ましょう。
利益を出す事によって「次なる投資」が出来て、これが会社を伸ばしていく秘訣です。
お金儲けをする(稼ぐ)のは「悪だ」と言う様な風潮がありますが、その風潮こそが「悪」だと言う事を認識して下さい。
起業するからには「儲けてナンボ」の世界なのです。
営業のコツは「毎度」の大切さにあり
「毎日」「毎時間」「毎週」「毎月」「毎年」と決まった「時間」に力を注ぐ事でお客様に認識していただける様になり、馴染みとなっていくのです。
例えば、「毎日同じ時間」にお客様に伺うと、それが「時計がわり」になってお客様の忙しい時間をわざわざ割かなくてよくなります。
お客様はその時間までに「段取り」が出来るので「荷造り」や「書類作り」などを終えた状態で接客する事ができるのでスムーズに事が運びます。
営業手法は、まずは知って頂く事が前提
まずは知って頂く事が前提です。
大手企業のサラリーマンは会社の看板を背負ってるので営業しやすいのですが中小企業はそうは行きません。
だって誰も知らないし、どんな商品を売っていて、どんなサービスがあるのかも知りません。
ましてやアナタの事なんて全く知りません。
人は知らない人からモノを買わないのです。
だから飛び込み営業も成果が出なくて当然なのです。
よしんば買ってもらったとしても、その商品を知っているだけの事です。
ネットで買い物をするのはその商品を「知っている」からですよね?
そこに「ヒト」はいません。
リピーターになってもらうためには「営業マン」と言う「ヒト」が仲介役となって繋げていくのです。
リピートして頂ける事によって「利益」を継続させる事ができるのです。
営業のコツと新規顧客の開拓方法
会社やアナタを知って頂くために、まずは「ホームページ」や「ブログ」「Twitter」を開設しましょう。
「ホームページ」や「ブログ」「Twitter」を作り込む事によって、お客様は事前にアナタの情報を得ることが出来て「お問い合わせ」をして頂けるようになります。
充実したコンテンツを作る事によって、多くの見込み客を集めて、「ファン」になって頂くのが目標で、「ファン」になって頂けると、今度は「リピーター」になってもらえやすくなります。
分かりやすく言えば「アイドル」がそうでして、ファンになれば「CD」や「DVD」と言う商品から「グッズ」など関連商品が欲しくなりますよね?
この様に「ファン」をたくさん作る事によってモノが「売りやすく」なるのです。
だからTwitterのフォロワーさんを増やすことに力を注ぎましょう。
中小企業にとっての営業とは
「良い事(情報)」や「良い物(商品)」を数多くお客様に素早く知らせ、そのお客様に「コトやモノ」を選ばせる確立戦なのです。
その為には、お客様との日々の雑談から情報を収集する事が重要になってくるのです。
参考本として『ジャパネットたかた すごい戦略』(名和田竜 著) が面白い。
ランチェスター戦略から「ジャパネットたかた」の営業を分析する本です。
個人事業主の顧客拡大営業戦略にオススメです!
チラシを撒く方法
チラシを巻くターゲットは、半径2km以内を圏内とします。
その半径2km以内には80%以上のお客様がいるからです。
繁栄の決め手は、近くて便利で地域密着している所にあります。
そして最も重要なのは、お店に足を運んで頂くための「種」を植えておく事です。
例えば、家電量販店の新規オープンの時に、「このチラシをご持参の方に洗剤をプレゼント」とかがそれに当たり、来店者にアンケートに答えて頂く事によって「顧客リスト」を収集する事が出来るのです。
最大の目的は「顧客リストを収集する事」です。
このようにして集めた「顧客リスト」を上手く利用して営業につなげていく方法を
「個人事業主における営業戦略7つの手順 :~ 一匹狼でも出来る新規顧客開拓営業方法 ~」
としてKindleで販売しています。