仕事

「副業」を推進する理由と解説

駅前ラッシュ時

働けど働けど生活が豊かになったと感じにくいのは何故でしょうか?

夫婦共働きであっても、そのほとんどのの収入が消費に消えて蓄える事が難しくなった時代。

少なくともバブル時代までは「夢」や「希望」がありました。
そこには成長しているという実感があったからです。
今の時代は、会社や世間(国)に依存するのではなく、自ら何かを生み出し、生活を豊かにしていく方法を考えなくてはいけない時代になりました。

会社が副業を認めるという事はそう言う事なのです。

ネットを見れば「脱社畜」」と言う言葉が目につきますが、この言葉の意味は、自分で何かを生み出す方が手っ取り早く稼げますよと教えてくれているのです。

しかも、ネットでググれば、その答えや方法まで懇切丁寧に教えてくれているって何と有難い事でしょうか!

では、経済はどこでつまずいてしまったのでしょうか?

その原因と対策を考えてみましょう。

1985年のプラザ合意が地獄の入り口だった

バブル景気までの日本はアメリカに次ぐ経済大国2位で「夢」や「希望」がありました。

資源が無い島国日本では「モノ」を作って利益を得ていたのです。

そんな中、1985年9月22日、世界経済を安定させるために為替の安定化を図りましょうという事で、いきすぎたドル高を是正するために、アメリカ、イギリス、西ドイツ、フランス、そして日本の先進5ヶ国が外国為替市場に協調介入することが合意されました。

合意に基づき、各国はドル売りに乗り出します。

ドル円レートは、合意前は1ドル240円台だったのに対し、年末には1ドル200円台へ。

さらに1987年末には1ドル120円台となり、日本経済は一時的に円高不況に陥りました。

合意前の為替レートは240円その1年後120円と2倍の円高になったのです。

例題として

日本国産の240万円の車をアメリカに売ると1万ドルになってたのが、為替が120円になると2万ドルで売らないと同じ収入が得られなくなるという事で、莫大な値上げをしないと日本の輸出産業はやっていけなくなる仕組みなのです。

2倍の売り上げをあげる事ができないので、これから日本の工場が海外に移っていくという事が爆発的に起こりました。

経済産業省の海外生産比率の統計によるとプラザ合意までの年は3%にすぎなかったのが23.8%と製造業の海外輸出という形になったのです。

これは経済をガタガタにしてしまいます。

このようにして円高は製造業の国際競争力が低下させるために製造業が潰れて行ったのです。

全産業の付加価値としての全国平均の20.8%製造業なのです。

これではいかんという事で、内需主導型の経済成長を促そうと、公共投資を拡大するなどの積極財政を展開し、さらに日銀は長期的に金融緩和を実施しますが、その結果景気拡大がもたらされ、バブル景気に繋がっていきました。

急速な円高は、海外旅行ブームや輸入産業の拡大を導きます。

賃金の安い国に工場を移転する企業が増加し、東南アジアの経済発展を促すことにもなりました。

通貨高は経済を破壊する

日本で新しいものや技術が生まれず人件費が高いままだから製造業が海外に流出しているので、日本の経済の力が弱くなっているのでは?という問いに対しての答えは、技術というのはものを作りながら生まれてくるものなので、頭の中で考えて生まれてくるものではないのです。

中国で何が起こったかというと、コピーして商品を作る事で技術が上がり新しいものが生まれ、自社商品を作る事ができたから成長したのです。

かつての日本も、海外製のトランジスタラジオを分解しては構造を学び、新たに安くて良い製品を作り出していたのですから。

その中でもソニーの「ウォークマン」と言う製品は、一世風靡しました。

当時、ソニーに勤めていた私の親戚のおじさんに、これからこう言う時代が来ると言って、試作品の「ウォークマン」を幼少の頃に見せてもらった記憶があります。

アツプルの創業者スティーブ・ジョブズ氏もソニーを見学し、その後「iPod」を開発して爆発的に売れたのです。

結果的に、テープというアナログからデジタルに変えただけで、「音楽を持ち運ぶ」というアイデアをパクって自分なりにアレンジして利益を得たのです。

この様にして「モノ」を作る事によって「価値」を生み出した方が、誰もが分かりやすく、早く現金化する事が出来るので、お客様に対しても「満足感」があり、その対価効果として「売上」が上がり「利益」に結びつくスピードが速いのです。

ところがギッチョン、日本の政策はことごとく国益を潰しにかかるのです。

銀行がオワコンの理由

「モノ」を作るという事は、「モノ」を作るために設備投資が必要になります。

設備投資をする為には、銀行からお金を借りてするのですが、「モノ」作りの工場が海外移転して行った為に、銀行も貸せるお金がなくなってきているのです。

そこで銀行の仕事とは何かを考えてみましょう。

銀行の仕事とは?

信用創造というのがあり、預金者からの預金を企業に貸し付けて利ざやを稼ぐビジネスです。

融資をする時は、キャッシュを貸し出すのではなく、その人の口座に振り込まれます。

貸し出した瞬間、銀行口座に入ってきて預金になり、その預金を元にまた貸し出す事ができシステムで、一つの預金をとると何倍もの融資ができるという仕組みが銀行にはあるのです。

設備投資がないために融資が少なく、預金よりも少ない状況になっていて、預金総額の3分の2しか貸せていないのが現状。

資金需要が低迷した結果、貸し出し競争が激しくなってどんどん金利が下がっている。

預金金利と貸出金利の差を利ザヤと呼ぶが、銀行全体の利ザヤは0.14%しかなく、ただでさえ貸出が少ない上に利ザヤが少ないとダブルパンチ経営が悪くなるのです。

だから10年間で4分の1にするという大リストラ計画をしているのです。

時代を生き抜く対策

この様にして、政治を景気は連動している為に、小さな失敗をごまかし程度で修正しても根本は変わらないので悪化するばかりです。

国が儲かるシステムを放棄し、外資に儲けさせる事ばかりを考えるのだから、いく先は滅びるしか無いと考えるのは、子供でも分かる理論です。

それが通じない世の中においては、そんな事に時間を奪われるよりも、自分を磨き自分で稼ぐ力を養った方が早いという事なのです。

今のお金の使い方は「資産」を作るのではなく「消費」する使い方になっているので、「モノ」として残らず、生活が豊かになった感覚がありません。

対策としては、断捨離をしてミニマリストに近づく方法が正しい生活スタイルだと思います。

モノを少なくして丁寧に生きるとお金が貯まります。

そんな時代だからこそ「営業」が難しくなるのです。

営業

「モノ」に価値があった時代は終わり「満足度」に価値がある。

ディズニーランドやUSJなどの様に、「満足」するものにお金を払う傾向にあります。

サービス業が中心の時代で、「満足」とは、感情を揺さぶるものであって、目に見えるものではないので千差万別であり、結果が分かりにくいので、何が正解かわからず自信にもつながりにくいから不安になって会社を辞めていくのです。

結果

自分で「モノ」を作った方が早いよねって話に繋がるのですが、自分でモノを生み出すことはなかなか難しいものです。

ならば、大手の会社に勤めながら、定時で上がりアフターで副業をして自分で稼ぐ力を磨く事が理想と言えるでしょう。

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