「成りあがり」好きだねぇこの言葉。
で有名な「矢沢永吉」さんが無名のバンドからスターダムにのし上がる為の交渉術は「ハッタリ」だったのです。
交渉術を身につけるとどうなるか?
例えば、欲しい家電があったとしましょう。
家電量販店に出向き、欲しい家電を予算内で収めたい場合、表示価格のまま購入するのか、それとも少しでも値引きしてもらって購入するか、悩んだことはありませんか?
特にビジネスにおいては、取引交渉は避けて通れない道です。
自分の意見を通しながら、相手の意見も取り入れて、程よい感じで落とし所を探していく中で、それをいかに自分が有利に運べるかは「交渉術」で決まります。
矢沢永吉さんは無名の時、何としてでも有名になりたかったのです。
自分が持つ無名のバンドを売り込んで行くためには、「出来ない」と言うことは一切言わず、あたかも出来るかの様にレコード会社に売り込んでいきました。
そして、「出来ない事」を必死に「出来る様に」仕上げてオーディションを受けたのです。
なぜなら、オーディションを受ける事ができて、初めてスタートラインに立てるからです。
この様な内容を赤裸々に書いている「成りあがり」と言う本が爆発的に売れました。
今読んでも実に面白いです。
だって、夢があってカッコ良いでしょ?
出来なくても有言実行すると言うその生き様がカッコ良いから、あれだけの熱狂的なファンが付いているのです。
この本は中高生の時期に読んで頂きたい本ですね。
今はYoutubeでも若き頃の「永ちゃん」のインタビューが見る事ができますが、今見てもやっぱりカッコえーわ。
交渉に成功した実例
我が家では最近、家電を買う事が多いのですが、そのほとんどがネット上の最安値よりも安く購入しています。
一部の例として、インターネット回線の乗換え時、エアコン、掃除機、iPad、Mac標準キーボード、ダイソンの布団掃除機などなど。
この様にして数々の商品をインターネットの価格帯よりも安く買う事に成功しています。
基本アップルコンピューター関係は値引きができませんが、保護シートやレザーカバーなどの関連商品を合わせて買う事で、全体の総合計を割り引いてもらうのです。
関西人は特に、ポイント還元よりも「現金値引」が喜びます。
彼を知り己を知れば百戦危うからず
このようにして、一つの事柄に対して、「どの様にして得を感じるか」を味わう事が出来るかは「交渉術」で決まります。
まずは自分を知って、相手はどう動いてどう考えるかを先回りして考えて行動する事で、自分が有利に立つ方向へと導かれていく事でしょう。
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ポーカーフェイスは遊びの中で鍛えられる
自分の心情を相手に悟られてはせっかくの交渉が台無しになってしまいます。
そこで、あたかも自分がそうであるかの様に装う事を「ポーカーフェイス」と言います。
その技術が上手か下手か、あからさまに分かるのがトランプゲームの「ポーカー」や「花札博打」ですね。
相手の手の内(カード)は全くわかりません。
その相手に対して自分のカードは強いのか弱いのかを知るために「かけひき」が必要になってきます。
あなたのカードの切り方から、どの様にして相手の情報を引き出すかが勝負の分かれ目となり、これがゲームの最大の面白さです。
こういった遊びが「交渉術」を養うことにつながっていきます。
ゴールを決めて落とし所を探る
ビジネスシーンにおいての交渉術は、ある程度の落とし所、いわゆる「ゴール」を見据えて交渉に挑みましょう。
ある程度のゴールが見える事によって、お互いが満足のいく結果を導き出す事ができるのです。
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お互いが Win-Win の関係が最高!
交渉術は、自分ばかりが得になる事ばかりを考えてはいけません。
なぜなら、それは相手から恨みをかってしまうからです。
相手も得をして、しかも自分も得をするという、Win-Win の関係が最高の交渉術と言えます。
その技術として、中国の教え「欲しければ与えよ」を上手に取り入れるのです。
さぁ、あなたなりの「交渉術」を身に付けて「成りあがり」ましょう!