子育てで毎日お疲れさまです。
今日は、私が実際に体験した「怒らない子育て」への転換点をお話しします。
Stand.fmでの音声配信が100回再生を突破したことを機に、なぜ私が情報発信を始めたのか、その原点をお伝えしたいと思います。
目次
若い部下から学んだ「育てる責任」の重さ
2019年、20代前半の優秀な新入社員が私のもとにやってきました。
「1を聞いて10を知る」タイプの彼を見て、私は思いました。
「この子が正しい方向へ導かれたら、きっと大きく成長するだろう」
そのとき、私自身も「人を育てる立場」にいることを強く実感したのです。
娘の子育てを見て気づいた現実
ある日、我が家での出来事に目が留まりました。
子育てに奮闘する娘の姿です。
リビングに散らかったおもちゃを前に、「早く片付けて!」「捨てちゃうよ!」と大声を出し、最後には「鬼さんに電話するよ?」と脅している場面を見かけました。
子どもは怖がって泣き出し、片付けどころではなくなってしまう。
この状況を見て、私は”ハッ!”とさせられました。
論語が教える教育の本質
ここで、孔子の論語から学べる教育の本質をご紹介します。
「子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」
この言葉は、知識を押し付けるのではなく、子どもが自ら楽しんで学べる環境を作ることの大切さを教えています。
怒って無理やりやらせるよりも、子どもが自然に「やりたい」と思える工夫こそが、真の教育なのです。
絵本が生み出した奇跡の変化
そこで私は、「片付け」をテーマにした絵本を作ってみることにしました。
ChatGPTを活用してストーリーを作り、ページに合った画像も添えて一冊の絵本が完成。
その絵本を孫と一緒に読むと、なんと自然におもちゃを片付けてくれるのです。
怒ることも脅すこともなく、ただ一冊の絵本で。
接し方ひとつで、こんなにも行動が変わることを実感しました。
現代の子育てに足りないもの
会社でも家庭でも、「ちゃんと教える時間」は足りていません。
共働きが当たり前になった今、子どもに向き合う時間はどうしても限られてしまいます。
「ちゃんと教わっていない」から「できない」のは当然のこと。
そもそも、教えられる大人が少なくなっているという現実もあります。
だからこそ社会は、どんどん「マニュアル化」されていきます。
でも、「あれはダメ、これはダメ」と言われ続けて育つと、「指示待ち人間」ばかりになってしまいます。
これからの時代に必要なのは、創造力、発想力、そして自分で考える力です。
その土台は、まさに「幼児期」に育まれるものだと確信しています。
幼児教育は「親子で教科書をつくること」
「三つ子の魂百までも」「鉄は熱いうちに打て」
そんなことわざがあるように、幼児期は人生の基礎となる時期です。
でも、育児に”共通の教科書”はありません。
その代わりに、子どもひとりひとりに合った”オリジナルの教科書”を、親子で一緒に作っていくものだと思っています。
そして、子どもの成長を通して、親自身も育っていく。
このサイクルがうまく回っていけば、世の中はきっと、もっとあたたかく優しい方向へ向かっていくはずです。
まとめ|怒らない子育ての第一歩
怒らない子育ての秘訣は、子どもの立場に立って考えることから始まります。
絵本や物語を通じて、自然に学べる環境を作ることで、親子関係はより良いものになります。
論語の教えにもあるように、楽しく学べる工夫こそが、子どもの成長を促す最良の方法なのです。
少しでも、同じように子育てで悩む方のヒントになれば嬉しいです。
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