仕事

まだ手形決済しているの?「ファクタリング」で資金調達しませんか?

資金繰り

手形(約束手形)とは?

手形とは、現金の代わりに受け取る有価証券のことで、手形に記載された支払期日に、額面金額分の現金の支払いを約束するものです。

上記にある様に、現金の支払いを後日に繰り延べするものですが、今はもう6割の事業者は使ってい無いそうですが、残っているのも事実です。

その残っている業者は中小企業。

その理由は、金融機関より大企業に比べ信用力に乏しく、厳格な罰則規定のある手形から現金決済にシフトできずにいれる企業も多くみられるうえ、資金力が乏しく支払いサイトが、長い手形振り出しから決済を変更できずにいるケースも想定できます。

そもそもこのシステムは、戦後に作られたシステムで、当時は銀行にもお金が無かったために、金融機関を介さなくて、事業者間金融を発達させるものとして作られました。

その背景としては、製造業で部品を作り、その部品を組み立てて商品を完成させて売るまでに何ヶ月も時間がかかります。

その商品を売って初めてお金になるので、できる限り支払いを先延ばしにしておきたいという事から、所定の期日に決められた金額をお支払いしますと約束した証書が「(約束する)手形」となったのです。

時代錯誤のシステム「手形」

そして、この支払い期日のほとんどが120日と言って、締め日や支払日を考えると、半年先に現金化されるというシステムです。

おい、おい、ちょっと待って、ちょっと待って、お兄ぃさん。

ラッスンゴレラィって言うてる場合ちゃうで。

怒るで!しかし。

今売れた商品代金が、半年後の支払いって。。。 信じれる?

今じゃ信じられないでしょ?

特に若い世代は理解不能だと思います。

だって、商品と現金は引き換えという事くらい子供でも分かるもんね。

そんな子供でも分かる事が、大人になると分からなくなるのです。

いわゆる「大人の事情」ってやつ。

そして、その犠牲はいつも弱い所がかぶるのです。

この場合だと中小企業。

かくゆう私もコレで資金繰りに悩まされました。

だってね、銀行に企業が信用されないと手形を発行できないんだけど、その企業の支払い条件が10万円以上は手形決済と決められているので泣く泣く承諾しなければいけない状況になるわけで、今じゃこれも公正取引委員会と中小企業庁が50年振りに基準を改正し、下請との取引は、できる限り現金払いとしなければならないと決めたんだそうです。

当たり前の事ですよね。

売上10万円以上は手形決済って、10万円も支払えない企業ってどうよ? って感じじゃない?

逆にオタクの商売大丈夫?って感じでしょ?

やっとマトモに戻ったって感じですよね。

それだからこそ「まだ手形決済しているの?」なんですよ。

「不渡り倒産」「連鎖倒産」

手形の最大のリスクとして「不渡り倒産」と言うのがあります。

支払期日に決済できないと不渡りとなり、大変な信用不安を引き起こします。

これを6か月以内に2回行うと、銀行取引停止となり、事実上の倒産となります。

たとえ、一度の不渡りでも信用不安を引き起こして、倒産の引き金になることも珍しくありません。

どれだけ自分(個人事業主)が健全経営で頑張っていても、お得意先様からの支払手形が不渡りになると、自分も支払いが出来ずに倒産に追い込まれてしまう事を「連鎖倒産」と言います。

だってね、売掛金が「パァ」になるんですから恐ろしい事ですよ。

苦労して働いた分が「タダ働き」の上、生活費持ち出し。

そしてそれは、何の前触れもなく一瞬できます。

大抵予測されるのは、盆暮れ正月などの大型連休明けに発覚します。

支払いテクニック

確かに支払いテクニックとして、締め日をまたいでの注文は消費者にとって、賢い注文方法だと思います。

だけど受けた側は次月繰越になるので、即現金化にはなりません。

しかもカード決済なら2ヶ月遅れとかもあったりします。

その辺りが経営手腕を問われるところでもあります。

時代は先払い(サブスクリプション)へ

経営は、キャッシュフローが命です。

商品は先、支払いは後」と言うテクニックから、「支払いが先、商品は後」と言う先払い制度、いわゆる「サブスクリプション」の時代になってきました。

これはインターネットが発達して、月課金が可能になったために、資金繰りが早くできるから先行投資も出来ると言う、経営者にとっては夢の様な世界が現実に起こっています。

このシステムを使って、事業拡大しているのが、ご存知のアマゾンです。

アマゾンプライム会員や、Kindle Unlimited 読み放題、プライムビデオなどがそうです。

一般商品でも、予約販売などで、先に現金を手に入れると言う決済方法で余裕のある資金繰りをしているので強いのです。

「ファクタリング」という売掛債権買取サービス

今、資金調達において「ファクタリング」という、売掛債権買取サービスがあります。

人が有する売掛債権を与信判断の上で買い取って、その債権の回収を行います。

債務者が支払不能になった場合、ファクタリング会社が債権会社に代金を支払ってくれるサービスです。

売掛金が支払いサイトの期日前に現金化でき、万が一売掛先が倒産した場合の支払いリスクを回避できるメリットがあります。

最近では、経済産業省が積極的に周知し、注目を集めています。

オンライン対応「個人事業主ファクタリング」

  • 銀行融資を断られてしまった
  • 売掛金の入金まで時間がかかる
  • 銀行や取引先に知られずに資金調達したい

という方にピッタリです。

メリット

  • 売掛金の早期資金化
  • 売掛先の財務状況が悪くなり、倒産した場合も支払いリスクは発生しない。
  • 事業運営に使用している資産・負債でも、貸借対照表(バランスシート)に計上されない

デメリット

  • 売掛債権の金額範囲のみ資金化できる
  • ファクタリング会社への手数料が必要
  • 3社間での取引となった場合、売掛先企業の承諾が必要。



今一度キャッシュフローを見直すべし!

手形決済をしているところは、もう一度「経済産業省」のページを見て、キャッシュフローの見直しを検討し、飛躍していく経営を目指してください。

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