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新元号「令和」で盛り上がる「レイラ」

新元号「令和」が発表された直後、デレク&ザ・ドミノスの「いとしのレイラ」と言う楽曲のツイートが急増したと言うトレンドニュースがあった。

「令和」と「Layla」
  • 「脳内再生された」
  • 「あのイントロが流れた」
  • 「レイーワー」

などなど、オールドロックファンを中心に各種SNSで流れ、「レイラ」を「令和」に替え歌した動画投稿も登場しているそうだ。

なんだか笑えるね。

と言う訳で、本日は音楽に関する話題をお届けします。

デレク&ザ・ドミノス「レイラ」

デレク&ザ・ドミノスとは、ギターの神様エリック・クラプトンが1970年に所属していたバンドで、その時代に作った曲「LAYLA」(いとしのレイラ)が彼の代表曲です。

この曲は、ビートルズのジョージハリスンの嫁さん(パティ・ボイド)に恋をしていて、その想いを託して作った曲で、ロック史上に輝く名曲になりました。

ワンダフルトゥナイト

そしてその後、パティと結婚して「ワンダフル・トゥナイト」と言う曲をたった数分で書き上げたのはとても有名な話。

「アンプラグド」で爆発的なギターブーム

MTVアンプラグド(MTV Unplugged)というMTVで放送されている音楽番組があって、コンセプトは、一流アーティストによるアコースティックを基調とするライブ番組。

1992年にエリック・クラプトンが出演した楽曲を収録したアルバム「アンプラグド〜アコースティック・クラプトン」が爆発的な大ヒットとなって、アコースティックギターブームが起こりました。

私もその頃、ギターに興味を持ち始めてクラプトンを知り、「アンプラグド」と巡り合って、私の感性とマッチしてクラプトンにのめり込んでいきました。

このアルバムをコピーするんだと意気込みで「アンプラグド」のスコア本を買い、その本を教科書にしてギター教室で学び、発表会で「レイラ」を演奏したことを思い出します。

アナログレコードブーム

デジタル時代において、アナログレコードブームがここ数年続いています。
もちろん私もレコード派。

レコード、カセットテープ、MD、CD、音楽データと時代が移り変わり、簡単に便利な方に流れて行く中でも「アナログレコード」がブームなんです。

音質の観点から、レコードは耳では聞き取れない周波数も、実は身体が感じ取っていて、身体全体で音楽を聴いているので、音が良いんです。

それを今の若い子達が感じ取ったのかもしれません。

その違いを感じられるのは、低音重視の「レゲエ」や色々な音が混じり合う「ジャズ」を聞けば一目瞭然です。

  • 生演奏 : 40,000Hz(ヘルツ)
  • CD : 22,000Hz 人間には聞こえない周波数をカットしている
  • レコード : 22,000Hz以上の周波数が録音されている

音楽を楽しむためにはきちんとした「ステレオ」を設備する必要があります。

今となってはステレオは「音を楽しむ贅沢品」となっていますが、音の隅々まで聴きこむにはステレオが必要で、アンプで音を増幅させ、スピーカーで高音・低音・中音を専門的に鳴らすというシステムが重要になってきます。

カセットの種類として3種類

カセットテープの全盛期時代の有名どころは、富士フィルムグループが作っていた「AXIA」(アクシア)や日立マクセルの「UDシリーズ」でした。

それぞれテープの磁性体特性が異なり、TYPEの数字が大きいほど高性能で、カセットデッキ側がそれぞれに対応していないと、音そのものは出るけど正確な録音・再生ができないとありましたが、大抵の人はハイポジを買っていましたねぇ。

私の耳で聴き取った感じは下記の通りです

  • ノーマル : 低音強調気味
  • ハイポジ : まとまった音質
  • メタル : 値段が高いため保存用

とザックリですが、ラジオなどの録音用はノーマルテープで、レコードやテープ同士のダビングなどの普段使用としてハイポジを使っていました。

中でもマクセルのカセットテープが非常に良く愛用し、音楽を録音したテープが千本以上ありましたが、デジタル移行に伴い破棄しました。

テープの良し悪しは、伸びない、機械に絡まないが重要視されますが、磁気テープなので劣化してしまいます。

MDは失敗作

ミニディスクとして「MD」が開発されたけど、結果的には失敗作で市場から消えて行きました。

それは、構造上の問題で、再生機の中で円盤を高速回転させながら、記録面に垂直に微小な棒磁石が並んでいるような形で記録されるのですが、小さいものを高速回転させるために不安定になり、録音再生できなくなるという致命的な問題が起こったのです。

私も愛用していましたが、使用頻度が高いためにすぐに調子が悪くなり、使うのをやめました。

CDは中音がメイン

CDは、22,000Hz(ヘルツ)と言う人間には聞こえない周波数をカットしています。
パソコンが普及すると、簡単にCDにコピーができるようになったので、MDが衰退して行きました。

デジタル時代は聴き捨て消費

デジタル時代になって、音楽も聴き捨て消費される時代になりました。
実際、私もそうですし、昔みたいにじっくり腰を据えて音楽を聴きこむという時間が取れないのも事実です。

現代人の音楽はBGM感覚で、聞き流しで音楽を楽しむのがほとんどですね。

ライナーノーツが消える?!

デジタル時代の音楽は、パソコンで管理できて、スマホなどの端末に入れて持ち運ぶことが出来るから 便利に流されている部分ではあるけど、アナログレコードやCDには「ライナーノーツ」という解説冊子があって、アルバムに収録されているそれぞれの曲に関する情報やエピソードが垣間見れるのが楽しみの1つでもありました。

そのライナーノーツの情報から、色々なアーティストを知ったり、音楽を聴くジャンルが広がったりしたものです。

音が暴れる現象で吐きそうになる

君は、音楽を聴いていて「吐きそう」になったことはあるだろうか?

ステレオで音楽を聴いていると、左右の音の構成が違うので、音の膨らみや臨場感が味わえるのですが、左右にグルグルと音が飛び交って、その音で目が回ったような感覚に陥り、吐きそうになった経験があるのです。

その曲とは、レッド・ツェッペリンのセカンドアルバムに収録されている「Whole Lotta Love」(胸いっぱいの愛を)です。

一度聞いてみてください。

ハードロックの名曲を!

クイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディ」が話題

ロックバンド、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が最後には泣けると言う理由から大ヒットしています。

映画というよりは映像を見ながら音楽を聴いているという感じで、あれもこれもと名曲が流れてきます。

テレビが取材した出口インタビューでは、「あんなに有名な人でも悩むのだから、自分も頑張れるかな」という感想や「すごく愛に深く、愛がいっぱいあるからこそ孤独を感じる」とか「6回見ました」などの感想を語っていました。

このようにして、70年代のロックは黄金時代で名曲揃いです。

是非ともこの映画をきっかけに色々な音楽を堪能してみませんか?

良い音楽は人生を豊かにしますよ。

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