書評

SNSでモノを買う現代社会

買い物において「口コミ」というのは失敗しないための最強の裏付けとなります。
SNSによるレビューから購入判断する事が出来るので企業側もリサーチツールとして必須です

SNSで失敗しなくなった

誰も失敗はしたくありませんよね?

「情報」を前もって知る事ができたら限りなく失敗する確率は減ると思いませんか?

「情報」は自分から取りに行かなければ、誰も与えてくれませんし、
「情報」を知らない事で、失敗したり損をしたりする人生はもったいないものです。

そこで、失敗しない為には、自ら情報を取りにいく手段が必要となります。

その手段の一つとしてSNSはかなり有効的なものとなります。

なぜならSNSは、個人が自発的に情報発信する事により、既存メディアよりも情報を早く届ける事が出来るので、今時のテレビやラジオや雑誌などはSNSから情報を取ってきて報道しているほどですから、どれだけ情報が早いかお分かり頂ける事でしょう。

この様にSNSで最先端の情報を入手する事で、世の中の動きを予測出来ると、それに対して事前準備をする事が出来まよね?

事前準備をする事ができると、その分、余裕が生まれて失敗の少ない行動をとる事ができるのです。

ビジネス的な観点からのSNS

では、ビジネス的な観点から見てみましょう。

消費者の観点からのSNS利用方法

今時の買い物は、SNSを見て良さそうに思ったらレビューを見て初めて商品情報を検索して、失敗しないと言う裏付けをとってから購入すると言う流れが主流となっています。

先日、セブンイレブンの紅茶ポージョンアールグレイがSNSで話題となっていたので、早速買いに出かけました。

2時間かけて14件回り、あったのはたったの一件で、しかもラスト一個だったのです。

その当時のつぶやきがこれです。

セブンイレブンの紅茶ポージョンアールグレイがSNSで話題となっている
2時間かけて14件探し、あったのは1件だけ
まさに「僕らはSNSでモノを買う」https://t.co/vGBL93Fqcd
流行を追いかけレビューを見て買う
そしてSNSに打上げると言う究極の口コミ#SNS #紅茶 #アールグレイ #ポージョン #セブイレ

— ピルスン (@duckwalk36) May 10, 2020

この様にして、商品利用者がレビューした事によってブームになり、宣伝しなくても売れていく現象が実際起こっているのです。

まさに「僕らはSNSでモノを買う」のです。

販売者側からのSNS利用方法

モノが売れない時代にどの様にして売っていくのか悩みの種でですよね?

モノを売る為にはまず「信用」が大前提となります。

信用がなければ、なかなか買ってもらう事はできませんよね?
知らない人から買わないし、情報がない物をいきなり買おうとは思わないですもの。

モノを買っていただく為には「情報」を提供しなくてはいけません。

それが広告であったりするのですが、広告を打つのには費用がかかってしまいます。

広告は不特定多数に届くので、費用対効果は悪くなりますが、情報をきちんとユーザーに届く事ができれば、その効果は高まりますよね?

情報を確実に届ける為には、情報を欲しがっている人に対して情報を投げ掛ければヒット率は高くなります。

情報を欲しがっている人は主にファンの人なので、ファンの人を増やす事が重要となってくるのです。

情報を提供しつつ、ファンを増やしていく事が出来るツールがSNSなのです。

しかも無料で出来るのですから、使わなければビジネスチャンスを逃してしまうのも、お分かり頂けるでしょう。

SNSを使ったワークマンの快進撃!

作業服のワークマンが店舗を増やし、業績が伸びている事が話題に上がりますが、一体どうして業績を伸ばしたのでしょうか?

それは、SNSでつぶやかれた利用者の一言から、新たな需要を発見し、それに応じて商品開発をしたので、売れない確率を低くしたのです。

極端に分かりやすく言うと、答えが見えていたので、わざわざ難しい問題に答えなくても良かったと言う事なのです。

そして、もちろんの事、利用者の新しい商品のレビューが次々と投稿されていきますから、連鎖的にモノが売れていき業績が上がって行ったのです。

この様にして「口コミ」はモノが売れていく過程において、最も重要になります。

したがって、SNSを利用する事により、中小企業や個人事業主が大企業と渡りやすくなるのです。

SNSから見る企業のあり方

利用者の意思によるコンテンツ(情報発信)は、リアルな声なので、粗悪な商品は売れなく、人気商品は爆発的に売れていく為に、「良いモノ」しか残らなくなっていく事でしょう。

今までの様にコストが安くつくからと言う理由から海外に工場を作って商品を開発し、利益を得るビジネスモデルは、コロナショックで商品が入って来なくなると言う現実から危機感を感じ、国内製造に切り替えてく様に、政府がUターン企業支援に2400億円の補正予算を盛り込みました。

早速、生活用品大手「アイリスオーヤマ」(仙台市)は、これまで中国で製造していた家庭用マスクを、6月から宮城県の工場で一貫生産すると発表し、マスクの主材料である不織布も製造するので、店頭に並ぶスピードが速くなります。

製造業界においては、海外製品は粗悪で品質が悪いので有名で、逆に日本国内の製品は、品質が良い為に高価になりがちでした。

これはモノ作りをきちんとすると言う国民性のものがあり、経済成長して行った経緯があります。

果たして、日本は「モノづくり大国」として復活できるのでしょうか?

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