- 起業するためには大企業に就職すべし
- サラリーマンをしながら情報収集と発信をすべし
- 志を高く持って目標は3年で脱社畜すべし
起業するためには大企業に就職すべし
光本勇介さんの「実験思考 世の中、すべては実験」という本の中にもこうあります。
「学生なりに翻訳会社のふりをして大企業から大きな案件をもらっても、ビジネスメールの書き方も、請求書や見積もりの書き方もわからない。電話のときの話し方もわかりません。ビジネスはできても、社会人としての振る舞いがわからず、仕事を落とすこともありました。 「このまま起業しても、一生誰も教えてくれないかもしれない」と思ったときに、いつか大きなビジネスをやりたいのだから、大きな会社のことを知っておいたほうがいいと思ったのです。」
と。
おっしゃる通りでして、私は全く会社員の経験が無いまま一匹狼で独立開業しました。
一方、私の嫁さんは社員経験をして、営業マンとしてトップを取り、役職までついてから独立開業をしました。
お互い自営業者同士の結婚で、独立開業にあたって、どちらが有利で楽に起業できたかを話し合うと、会社員を経験していた妻の方が全てにおいて有利でした。
何が大きく違ったかと言うと、光本勇介さんの言っている「社会人としての振る舞い」です。
社会には学校や教科書では教えてくれない、見えないルールがあるのです。
こればかりは、参考書など無く「経験」するしか学ぶ方法がありません。
それを手っ取り早く学べる方法が「企業に勤める」と言う事です。
サラリーマンをしながら情報収集と発信をすべし
起業を志すならば、同業他社のリサーチはもちろんのこと、自分が目指す業界の情報を収集し、発信する事がとても重要です。
なぜなら、そうする事でモチベーションが上がるし、コミュニティができると、思いがけないアイデアや情報が舞い込むからです。
あとは独立開業するタイミングだけです。
志を高く持って目標は3年で脱社畜すべし
「脱社畜の目標は3年」と言う理由は、3年あれば大抵の流れがわかるし、これ以上いると役職や責任が生じて、退職しにくくなってくるからです。
目標があると、おのずと自分がしなければいけない事が見えてきます。
その中でも特に「営業」はとても重要な科目で、営業無くしては売上を上げることすら出来ません。
これは「稼ぐ」ために必要不可欠なものです。
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あくまでも商売相手は「ヒト」なのですから、その「ヒト」を振り向かせる方法がとても重要で、皆が苦手とし、苦戦する悩み所でもあるのです。
その悩みを解消させる手っ取り早い方法が、社内のトップ営業マンを直近で見て学び、教えを請うことです。
その他では、カスタマーの電話応対しかり、事務や経理も含めて学べる事がたくさんあるはずです。
これが「社会人としての振る舞い」を学ぶと言う事です。
しかも、会社員として給料をもらいながら学べるなんて、むちゃくちゃオイシイじゃないですか。
そう思いませんか?
起業するにあたっては、この下準備が出来ているのと出来ていないのでは全然違ってくるので、若くして起業を志す方は、「若い」と言うだけで「特権」なので、いくらでもやり直せるのですから、この3つをもう一度見直されてみてはいかがでしょうか?