- トーク術が磨かれる
- 情報収取の場である
- コミュニケーション力が養われる
- 「ヒト」と繋がれる
- 人間の本質が学べる
営業で悩まれている方の問題解決方法は、コミュニケーション能力を高める事です。
コミュニケーション能力は、対「ヒト」になりますので、実戦でしか学ぶ事が出来ません。
相手先様が、新規のお客様であったり、自分よりも年配であったり、異性であったりすると、それぞれに対して会話の内容が違ってきますので、相手に合わせた会話をしなくては上手く行かないのです。
そこで、手っ取り早く学べる方法が「スナック遊び」なのです。
結婚するまでの約20年間スナック遊びをしてきたから分かる、「遊び」ながら「仕事」につなげる方法を解説します。
スナック遊びでは「トーク術」や「気配りの仕方」や「人間の本質」が学べるので「遊び」ながら「学ぶ」事ができる一石二鳥の場所なのです。
スナックブーム
「スナック」はコンビニよりも多く、日本に5万件から8万件もあり、今、密かなブームとなっているのをご存知でしたか?
その理由は、グループでも一人でも行けてリーズナブルであり、軽い軽食やカラオケもあって、色気より楽しい時間を過ごせる場所であるという事から人気が高まっているそうです。
お店の構成はカウンターがメインで、ママやマスターがいて、女の子が2〜3人それぞれのお客様につきお酒の相手をしてくれます。
料金体系は、お店によって違いますが、だいたいテーブルチャージ料、ミネラル、おつまみなどのセット料金で3000円〜5000円くらいです。
それに自分の好きなお酒をボトルキープしてリピーターとしてつなげていくというシステムです。
コミュニケーション能力が養われ営業に使える
初めて体験するスナック遊びは緊張する事でしょう。
「女の子が居てお酒の相手をしてくれる場所」という事は頭で分かっていても、何をどうしたら良いのかわからないし、どんな会話をしたら良いのかも分からないものです。
これは、飛び込み営業の時に、同じような事が感じられると思います。
でも心配はいりません。
ここはスナックです。
「新規営業の開拓方法」をここで学ぶのです。
遊びに来ている事を忘れずに、まずは、流れに身を任せてみましょう。
一番目に入りやすいのは、ママとお客様との会話から学ぶコミュニケーション能力です。
お酒が入ると人間性が出るので、それを素早くキャッチして、相手に合わせた会話をしていくトーク術が学べるでしょう。
惹きつけるトーク術で女の子を離さない
基本的に、女の子は色々なお客様にローテーションで着きます。
お客様を飽きさせないという理由もある中、できる限りお気に入りの可愛い子にずっといて欲しいと思うのも、お客様の心情としてありますよね?
では、どうしたらお気に入りの子をずっと目の前においておく事ができるのでしょうか?
それは、「明るく」「楽しく」「笑わせる」事が出来たら、なかなか離れる事はできませんよね?
このようにして言葉たくみに女の子を惹きつけるのです。
まさにこれがコミュニケーション能力であり、「営業」で使える「トーク術」なのです。
確かに、話の上手な人や下手な人がいますが、そこは「情熱」で乗り切りましょう。
情熱は「一生懸命さ」に現れ、その頑張っている姿勢が人を惹きつけるのです。
「恋愛時のパワー」は何よりも破壊力が強いのと同じで、その感覚をここで養い、そのパワーを仕事に転用するのです。
ここでタブーなのは、「エロ話」で、いわゆる「下ネタ」は避けた方が良いでしょう。
確かに共通する話題ではありますが、男性陣の中で盛り上がったとしても好む人は少なく、内心ではさめてしまいます。
これは、芸人の裸芸と同じで、芸のない芸になってしまうのです。
女の子を口説いている会話から学ぶ
お客様の中で、お気に入りの女の子を口説いている様子を観察してみましょう。
そこからは、女の子が口説かれている時の回避する会話術が学べます。
そんな中でも女の子は上手に相手の情報を聞き出している事が学べるはずです。
その様子から、女の子は男性のどういうところを見ているかなども学ぶことができるでしょう。
そして、その反応から女の子からモテる方法が学べるのです。
隣同士での会話
スナックでは、お客様同士が仲良くなり、飲み友達に発展して常連客となっていきます。
まず、男性同士、見知らぬ人との会話の始まりは「何の仕事をしているか」から始まります。
同業者なら話が弾み、お酒の力も借りて、愚痴や悩みや希望が持てる様になります。
自営業者なら、そこから新規お得意様に発展する事もあり得ましょう。
近況情報を聞き出す事によって市場調査にもなります。
会話を続けるのには、やはりボキャブラリー「語彙力(ごいりょく)」が重要だと気づくでしょう。
ボキャブラリーが不足していると感じれば、雑学などを仕入れたりしてスキルを高めていきましょう。
酒の席をバカにできない
失敗をしても「酒の席」という事で大目に見てくれる日本の風習があります。
なので、それを利用して、自分はどこまで弾けられるのか限界を知る事も重要です。
最初に訪れるのは「酒の限界」でしょう。
どれだけ飲んだら自分は潰れてしまうのか、限界を知る事が重要で、一度潰れて限界を知る事ができると、次からはセーブできますよね?
これと同じで、仕事でもスポーツでも一度自分はどこまで限界に近づけるかチャレンジしてみる必要があるでしょう。
そうする事によって、仕事でもポジションを取る事ができるようになるのです。
酒で人は変わる
綺麗なお酒を飲む事ができる人は少ないです。
普段は何気ない普通の人なのに、お酒が入ると威勢が良くなったり、言葉遣いが荒くなったり、態度が大きくなったり、その人の本性が出ます。
そういった人間観察をする事で、人との関わり方を学ぶ事ができます。
例えば、支払いひとつでもそうです。
ツケで飲む人、きちんと支払う人によっても全然信用度が変わってきます。
そんな中でも気遣いできる人は伸びますね。
お連れさんに気付かれないように、お手洗いに行くフリをして支払いを済ませておくとか。
遊び慣れていると、こういった粋な計らいができるようになってくるのです。
お店の女の子も、さりげなく次のお酒を作るとか、お手洗いから出てきたら、サッとお手拭きを渡すとか、タバコをつかんだらサッとライターを出すとか、なにげない気配りがファン化につながるのです。
遊び上手は場の切り上げ方が上手い
人は楽しい所に集まります。
でも、いつかは終わります。
その「場」の切り上げ方が難しいのです。
例えば、お気に入りのホステスさんへのプレゼントを渡したとしましょう。
プレゼントをいただいた側は、お礼を言うのは当然ですが、それができる人と出来ない人で、道が分かれ、プレゼントの見返りを求める人と求めない人でも道が分かれてきます。
デキる人は、見返りを求めず、相手からの反応を待ち適材適所に対応するのです。
なぜなら、プレゼントを渡して喜んでもらうというプロセスを楽しむものであって、それ以上を求めてはいけないのです。
これが暗黙のルールってものです。
なぜなら、お花などは、お店が終わるとたいていゴミ箱に直行なのですから。
何事もウラを知ると切ないもんです。
それを知ってしまうと逆上するでしょう?
だからこそ「場」を区切る事が重要なのです。
それでも余韻を残す
楽しい「宴(うたげ)」の時間も終盤に近づくと、リピーターにつなげるために女の子から何かしらアプローチがある事でしょう。
名刺はもちろんの事、SNSの交換であったりと何らかの誘いがあるはずですが、デキる人は言葉で余韻を残していくのです。
思わせぶりな言葉というのか。。。。
男はそういうところに弱いモノなのです。
こういった弱い部分を上手にくすぐると感情が動き、ファン化していくのです。
こういった「ファン化」させる事が営業にとって最も重要なスキルとなって来るのです。
まとめ
スナック遊びで学ぶ営業方法のまとめとして
- トーク術が磨かれる
- 情報収取の場である
- コミュニケーション力が養われる
- 「ヒト」と繋がれる
- 人間の本質が学べる
「ヒト」と「酒」が絡んで、「人間の本質」が見えて、男女からの「駆け引き」から「営業」に転用でき、「ファン化」につなげて顧客を広げてリピーターにつなげていく事が「営業のスキル」となります。